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2014年5月16日金曜日

5 身体障害者障害程度等級について考えます

身体障害者等級

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  障害等級は、一級から十四級まであり、一級から重い障害となっています。
厚生労働省の「労働者災害補償保険法施行規則 別表第一 障害等級表」で等級が決まることとなっています。
それがこちら。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/rousaihoken03/
詳しく知りたい方はどうぞ。

さて、私がリハビリ病院から退院した時に、私の体の動きを作業療法士の先生が調べてくれました。
薄い紙を人差し指と親指ではさんで、その紙を先生が引っ張るとか。
定規を使って鉛筆で直線を引くとか。
右手で名前を書くとか。。。etc.

作業療法士の先生は「斉藤さんは七級程度ですね」と。
リハビリ病院のケースワーカーも、同意見でした。
私はそれでいいと思っていたのです。
だって、障害は軽いほうがいいでしょ?

私の障害程度を決めたのは、救急車で運ばれた病院でした。
その病院にもリハビリ科があり、そこで正式な障害等級を決めてもらいました。
後々通院することになっていた病院でしたから。

障害等級を決める際、脳外科の先生から言われました。

「斉藤さん。斉藤さんの右手は2kgほどの握力があるようですが、計測の際には決して頑張ってはいけませんよ。斉藤さんは2kgの握力を一瞬しか出せないのですから。これから仕事に戻ったとしても、2kgの握力を8時間出し続けられるわけではないのですから」

「??どういうことですか?」

「これは言ってはいけないことなのでしょうが、斉藤さんの生活握力とでも言うんでしょうか、常に出せる握力はゼロに近いということなんです。はっきり申し上げれば、計測の際に頑張って握力を出さずに、握力をゼロにしましょう」

「???」

「右手の握力がゼロになれば、障害者等級は三級になり、障害医者年金が支給されます。残念ながら、今の斉藤さんでは働くことは不可能に近いですから」

「それってズルなんじゃないですか?」

「いや、斉藤さんにはその方がいいと思います」

それから計測になったのだが、リハビリ科の先生もわかっていたらしく、握力計の針は少し動いたんですが「握力ゼロ」になりました。

障害者等級が三級になり、障害者年金をいただけることは大変ありがたいことなのですが、うしろめたさを感じた計測でした。

今でもペットボトルのキャップを開ける握力はありませんが。



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