主な読み物

主な連載読み物
土に呟きながら・慣行農で生活をしながら、自然農を知り、それを実験していた百姓の物語。 (全35話)
右手を眺めて ・脳出血で倒れ、右半身麻痺、うつ病、統合失調症になってしまった百姓の闘病記。  (全31話)
生まれるということ・SLEに病んだ妻の出産に関する物語。 (全30話)
小さな記憶・幼い頃、他人の家で育てられた謎の記憶。 (全24話)
親父になる 第一部・26歳で子供を授かり、本当の意味での親父になるまでの物語。 第一部。(全25話)
親父になる 第二部・26歳で息子を授かり、本当の意味での親父になるまでの物語。 第二部。(全25話)
親父になる 第三部・26歳で子供を授かり、本当の意味での親父になるまでの物語。新連載(連載中)

2014年5月19日月曜日

1話 山人達


1・

4月の終わり頃だったかな。
日光のオヤジ達から電話があったんだ。

「よお、たけ。元気でやってるか?」
「あー、お久しぶりです。元気っすよ」
「あのな、5月に焚き火宴会を予定してるんだけど大丈夫か?」
「そうっすね、俺が行けるとこなら」
「今回は、たけの激励会だからオートキャンプだ。大丈夫だよ」
「え?そうなんっすか?」
YONPAPAさんが計画立ててるからな、またメールが行くから」
「うん。了解っす。楽しみですね」

日光のオヤジ達も、YONPAPA さんも、山に分け入り、谷を遡り、岩魚を釣り、春には山菜を、秋にはキノコを採って野宿し歩く、源流の達人なんですよ。
10年ちょっと前にHPで知り合ったんですけどね、 俺が元気な頃にも、野宿焚き火宴会に参加させていただいたんです。
すごいですよ。
雨の降る中でも湿った草や枝を集めて焚き火を熾しちゃうんです。
ロープとブルーシートで屋根を作って、その下で焚き火宴会をして、そのままシュラフで寝ちゃうんです。

そんな山の猛者達が、俺の激励会ということでオートキャンプを計画してくれたんです。
俺、もう山歩きは無理ですからね。
大先輩達が気を使ってくれたんですよ。
ありがたいことです。

5月に入ってから、YONPAPA さんからメールが来ました。
日程と、参加者と、装備の分担、食材担当が決められていましたよ。
流石、野宿焚き火宴会の猛者ですね。
ぬかりはないですよ。

参加者は日光のオヤジ達3人、YONPAPAさん、じっちゃんたびちゃん。
あ、今回は参加できないけど、へぼちゃんからビールの差し入れがあったようですね。
俺は直接知らないんですが、大関さんという「山人」から獣肉の差し入れもあったようです。

あれ?参加者に俺とぺそとたま子はいますが、装備の分担と食材担当に俺の名前がありません。
きっと気を使ってくれたんでしょう。
そういう人たちなんです。
心ある、優しい人達なんですよ。

今回は、山歩きもなく、岩魚釣りもない焚き火宴会。
おそらく先輩達には物足りない焚き火宴会なんでしょうが、そんなことはおくびも出しません。
むしろ、電話やfacebookで、
「たけ、楽しみだな」
って言ってくれます。

本当にありがたいことです。
心優しき「山人」に感謝です。

あ、そうそう。
「たけぱん」っていうのは、HPやってた頃のHNね。


招待状

つづく


コメントは 掲示板 居酒屋たけ にてお願いします。