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親父になる 第三部・26歳で子供を授かり、本当の意味での親父になるまでの物語。新連載(連載中)

2014年5月21日水曜日

3話 設営


・ 3・

 駐車場一次会でほろ酔い気分のキャンプ場に入ると、先輩達は人が変わります。
毎回思うんですが、この人達の段取りの良さには驚きです。
誰が何を言うわけでもなく、設営が始まります。
経験がものを言ってるんでしょうね。
どの木のどの枝を使ってロープを張るのか、どの向きにターフを張るのか、誰もが同じ考えをその場で一瞬にわかってしまうようです。

じっちゃんがロープを張り、ターフを取り付けはじめましたよ。
結び方もいろいろあるようで、オジキと話しながら結んでいました。
俺も聞いてたんですけど、わけわからんかった。

ターフ




ターフはあっという間に張り終わり、テント張りになります。
これは、俺も手伝ったよ。
たびちゃんに教わりながら、YONPAPAさんのテントを張ったんだ。
だって、今宵はYPNPAPAさんのテントをお借りして、ぺそとたま子と俺が寝る予定になってますからね。
少しは手を出さなきゃ。

テント張り

皆さんの手際の良さで、あっという間に宴会場とテント3張りが出来上がり~。

この作業を、先輩達は、いつも山の中でやっているんです。
全て背負って山を登り、テンバ(テントを張ったり、焚き火をする場所ね)を見つけて、焚き火宴会をやるんです。
テントがないこともあるようですね。
ターフだけで寝ることもあるようです。
もちろんシュラフは使いますが、ターフがあるのとないのでは、寒さが全然違うらしいですよ。
ターフが露が落ちるのを防いでくれたり、焚き火の暖かさを保ってくれるんでしょうね。
たびちゃんの話では、雪渓と雪渓の間に、ブルーシート1枚で寝たこともあるって。
流石ですね。
「山人」は鍛え方がちがいます。

テント

テントが張り終わったところで、荷物をテントに入れました。
ゴザを敷いて、シュラフを入れて、ついでに ぺそも入れてみました。
YONPAPAさんにお借りした、仮の「斉藤家」ですよ。

さてさて、先ほどまで黙々と働いていた先輩達、な~んとなく、そわそわし始めましたね。
どうしたんでしょう?

ふふふ、もう待ちきれない様子です。
そう、呑みたくて仕方がないんですよ。
まだ明るいんですけどね、焚き火もはじめちゃうのかなぁ。

ほ~ら、もう自分の席についています。
いつでもカンパイOKですね。

テン場  

さて、俺もじっちゃんにお借りした椅子にすわりましょうか。
酒で遅れはとりませんよ。
じっちゃんの椅子、すわり心地がいいですね~。

つづく



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