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2014年5月23日金曜日

5話 点火


・ 5・

さて、陽が傾く前に、宴会料理を作りますよ。
焚き火に火をつけて、料理の下準備です。
皆さん、焚き火宴会の猛者達ですからね、こういった段取りも素晴らしいんです。

先ずは猛者達の道具を見てください。
何年も山の中で活躍してきた道具達です。


鍋

年季が入ってるでしょう?
これをザックの後ろにぶら下げて山を登るんだそうです。
左側の鍋、取っ手が溶けてなくなって、針金で作ってありますね。
これなら、もう溶ける心配はありませんよ。

右側のコッフェル?はじっちゃんの相棒。
まだ3年くらいしか使ってないんだけど、シーズンになれば毎週でも焚き火宴会ですからね、真っ黒ですよ。
じっちゃん曰く 「外側は洗っても仕方ないから洗わないんさ」 と。
中は綺麗にしてあったけど、焚き火に直接乗せちゃうこともあるそうで、あまり気にしてないみたい。

さて、いよいよ焚き火に点火です。
普段はそこらへんの枝や木を拾ってきて焚き火にするんですが、今回は日光のオヤジが、友人の木工細工屋さんの切れ端を山ほど持ってきてくれました。
今回はこれだけで十分でしょう。

焚き火

 焚き火が出来上がると、忙しくなりますよ。
ってか、なんかワクワクしはじめるんですよ。

今回は寒いだろうと、おでんを用意しました。
おでんなら寒い夜でも、良い肴になりますからね。

でもさ~、これって入れすぎじゃない??

おでん 

入れすぎだろうが、なんだろうが、「ま、いっか~」 で済ませちゃうのもこの猛者達。

火はね、二つ作りましたよ。
一つは、この鍋用の火。
もう一つは、焼き物用の火です。

焼き物用に、YONPAPAさんが用意してくれた、「岩魚の三五八漬け」。
また、この岩魚がでかいんだ。
開きにして漬けてあるんだけど、岩魚の開きなんて、初めて見ましたよ。
それにしても、YONPAPAさんは、でかい岩魚を釣るな~。

岩魚三五八漬け

見てくださいよ、この岩魚の開き。

三五八漬けって言うのは、塩と麹と米を、3:5:8の割り合いで漬けることだとか。
YONPAPAさんが住む地方の漬け方だそうですよ。

ま、講釈はいいから、食べてみましょうよ。
どれどれ? 箸でひとつまみ食べてみました。
「うめ~~! なにこれ!!」
マジ、旨いんですよ。
麹のクセもないし、なんとも言えない旨さですよ。
岩魚ってこんなに旨く料理もできるんだ~。

「たけ、箸なんか使うな。がばっといけ」
俺の背中を押したのはじっちゃんでした。
「へへ、それじゃ、半身を一気に。。。」

岩魚三五八漬け
うんまい~~!
旨すぎ~~!

やっぱり豪快にがばっと食わなきゃだめですね。
じっちゃんの言う通りですよ。

見てください、俺の幸せそうな顔。
岩魚の三五八漬けに頂いた笑顔ですよ。



YONPAPAさんからお借りした写真です。

さてさて、まだまだ旨い肴が出てくるんですが、今日はこのあたりで。。
また次回にご紹介しましょうね。

つづく


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